2021年10月6日(水)オンライン形式(Zoomウェビナー)でLGBTs講演会を開催しました。約160名の方から参加申込みをしていただきました(本学教職員50名、本学学生60名、学外者49名)。
藤原快瑤(ふじわら かよ)先生を講師に招き、「多様な性のあり方」について、LGBTについての基本的な情報から、当事者の方たちがどんなことに困っているのかについて分かりやすくお話していただきました。
今回、藤原先生のお話を聞いて、LGBTのL・G・B・Tのそれぞれを分けて考えるのではなく、グラデーションのように多種多様の性のあり方があると学ぶことが出来ました。また、私たちの日常生活において、見た目だけで性別を決めつけたり、「カップルといえば、男女の組み合わせ」といった思い込みである「無意識のバイアス」で、多様な性の人々を、生きづらくさせてしまっていることに改めて気付くきっかけにもなりました。
講演会終盤では、参加者からチャットやQ&Aから多くの質問が寄せられ、活発な質疑応答となりました。
講演会後のアンケートは、多くの方から感想を寄せていただきました。「身近に当事者の方がいても、接し方わからず触れてはいけないタブーのような気がして、あえて気付かないふりをしてしまっていたが、これからはアライ(※1)として接していきたい」「マジョリティ側からマイノリティ側を理解しようとするのではなく、私たちすべての人の中にある多種多様な性について理解することが大切だと思った」などの感想が寄せられ、参加者それぞれがLGBTsについて深く考えるきっかけとなる貴重な講演会となりました。
※1:アライとは、多種多様な性のあり方の理解者・支援者のこと。
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