2019年12月25日(水)本庄キャンパス(理工学部1号館地域連携デザイン工房)、にて第2回FD・SD業務改善学習会を開催しました。本学の教職員、研究員15名が参加しました。

今回のセミナーは、講師に鈴木有香先生(早稲田大学紛争交渉研究所招聘研究員)をお迎えして、「ダイバーシティな職場に求められる創発型対話のあり方」と題し創造的に問題解決を進めていく考え方と実践方法の対話術を学びました。

最初はテキストに従って「ダイバーシティ」についての説明があり、実践型の対話形式で進められていきました。その後、4人のグループ内で、初めて会った方々との共通点探しをしました。共通点をみつけることによって、だんだん親近感がわいてきて、距離間が変化していくのを感じました。

次に2つのグループにわかれて、未開の国の文化を探る側と、決められた文化で「はい・いいえ」でしか交渉に応じない民族側に分かれ、対話を通じて、相手の文化を理解するというプログラムでした。同じ文化なのに、返ってくる答えや反応が違いました。文化を理解しようと思うならば、お互いが理解しあえることが、まず先決であることを学びました。

今回の学習会では、異文化、立場の違い、認識の違いを肯定的にとらえ、 「相手に興味を持ち、理解をする」ことが大切だということを学びました。これがダイバーシティな職場での問題解決の糸口につながるということ学びました。

アンケートでは、「よく受講する研修とはやり方が異なっており、内容や進め方もおもしろかったです」「自分がいかに既成概念にとらわれているかが分かった」「活動を上手に取り入れて飽きさせない工夫がされていて、大変勉強になった」「学内での研修等で機会があればまたお願いしたい」などの感想が寄せられました。

 

参加者15名(女性12名 男性3名)

利用者の声

  • 大変楽しく、面白く、いい意味で戸惑いながら参加できました。

    30代 女性

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