2025年3月3日(月)に、令和6年度ダイバーシティ推進室事業成果報告会「佐賀大学のこれから -ダイバーシティ研究環境の実現に向けて-」を対面で開催し、学内外から36名が参加しました。

 

令和元年度に採択され、これまで6年間取り組んできた「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)」の事業成果を振り返るために、前半で事業成果報告を行い、後半で女性研究者3名が登壇するトークセッションを実施しました。

 

報告会前半では、荒木薫ダイバーシティ推進室副室長から、当初掲げた6つの目標の取組紹介と達成度について報告がありました。さらに本事業によって、女性研究者支援の必要性が学内に広く浸透し、女性研究者の採用割合が確実に増加したことが報告されました。

 

報告会後半のトークセッション「女性研究者と考える「佐賀大学のこれから」」では、平部康子教授(経済学部)、坂本麻衣子准教授(医学部)、鶴若菜准教授(海洋エネルギー研究所)の3名の女性研究者と荒木副室長が登壇し、兒玉学長が進行役を務めました。「女性限定公募や女性優先公募」について女性研究者自身はどう感じているのか、どのような環境であれば研究者にとってよりよいのかなどについて、ざっくばらんな意見交換が行われました。女性研究者3名のリアルな声をきっかけに、今後も女性研究者数増加や上位職への昇任を引き続き推進し、ジェンダーパリティを目指すことが改めて確認されました。また、研究者や大学院生による交流会実施についてフロアから提案があり、実施に向けて前向きに検討していくことになりました。

 

事業成果報告を行う荒木副室長 トークセッションの様子(兒玉学長が進行役)

 

今回、初の試みで、成果報告とトークセッションの内容をグラフィックレコーディングでまとめました。クリックしたら拡大します。

 

グラフィックレコーディングとは、会議や講演の内容を文字とイラストを使って記録する方法のことです。文字だけの情報よりも、配置やイラストの工夫によって、内容を直感的に理解しやすいです。通称、グラレコ。

 

 

成果報告会

トークセッション「女性研究者と考える『佐賀大学のこれから』」

 

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